整地費用について。地盤調査、地盤改良、擁壁工事、産廃処理費用など

建てる前に確認すべき付帯工事について

家を建てる時は建築費用だけと思いがちですが、思いのほか多くの金額がかかります。付帯工事には以下のようなものがあります。

  • 地盤の調査や土地によっては地盤改良工事
  • 電気、ガス、水道を敷地内に引き込む工事
  • 残置物や立て替えの場合の解体費用
  • 足場や現場の電気水道、トイレなどの仮設工事
  • 外構・造園工事
  • エアコン工事
  • 照明器具

参考記事:注文住宅の相場は?土地取得費、建築費、諸経費から参考計算式を紹介します

今回はこの中で整地費用について解説します。

整地とは

建築が行えるように整地とは土地をならして地盤を整えます。土地が緩ければ地盤改良を行い、土地を掘り起こしたり、鋼管を埋め込みます。

不必要なものがあれば除去、廃棄し、必要に応じて盛り土や砂利を敷いたり、擁壁を作ります。

地盤調査、改良など整地にかかる費用

土地には住宅が建つだけの強度が必要です。傾斜があれば基礎工事を行う前に整地を行う必要もあります。また、掘り起こしたことによる残土が出ればその土の処理費用もかかります。

  • 強度を調べるための土地調査費用
  • 地盤改良、整地費用
  • 残土が出れば土の処理費用
  • 木や金属などのガラが出れば廃棄物処理費用
  • 傾斜地の場合は必要に応じて擁壁工事費用

地盤調査費用

地盤調査費用は土地の広さによって違いはありますが、一般的な戸建て住宅の場合は10万円程度を考えておきましょう。

一般戸建ての場合はスウェーデン式サウンディング試験で調査を行います。

地盤改良工事

表層改良工事

地盤が軟弱な土地だった場合には地盤改良工事が必要です。弱い部分が深度2mまでの場合は一度土を掘り起こし、土とセメントを混ぜて、再び流し込み、重機ややローラーなどで固めます。

1坪あたり3万円が目安です。20坪の場合60万円程度です。

柱状改良工事

固い地盤に到達するまでが2m~8m程度までの場合に行います。固い地盤まで細長い穴を掘り、セメントを流し込み、弱い地盤と混ぜ合わせて柱状に地盤強化を行います。

1坪あたり5万円+αが目安です。20坪の場合100万円程度です。

鋼管杭工事

もっと深い場合には鋼管杭工事が行われます。2mからは柱状改良工事ではなくこちらを行う場合もあります。これは地盤自体を固くする工法とは少し違い、固い層まで掘り下げた穴に金属の鋼管を通して建物を支える方法です。

1坪あたり7万円+αが目安です。20坪の場合140万円程度です。

整地費用その他

ただ整地というとどこまで含むのかという問題がありますが、ここでは説明した以外のものとして紹介します。

残置物や石、木などを撤去した廃棄費用がかかります。

斜面などの整地で残土が出て、土地内で処理することができなければ、残土処理費用がかかります。

土地を均一に転圧したり、盛り土、砂利を敷いたりします。

擁壁工事費用

斜面の場合、なだれないように擁壁工事をする必要があります。土地の広さや施工方法、擁壁工事の必要性など土地によって違いますので費用は一概にはいえませんが100万円以上かかることは十分あります

建築前の土地の状態を把握しておきましょう

整地費用は非常に高額になるケースもありますので、土地購入時からしっかりと土地の状況確認を行い、万が一家を建てる場合はどれだけの費用がかかりそうかを調べておきましょう。

土地を購入したら後は建てるだけと考えている人が多いですが、この確認ができていないことで、土地購入後に考えていたよりもプラス数百万もかかることを知ったというケースもあります。

ABOUTこの記事をかいた人

CONTAINER BASE編集長 松浦

キャンプ大好き30代後半のコンテナベース編集長。コンテナハウス企画・製造・販売に関わり、「見慣れたものではない、面白いものを作ることができる」ことを知ってほしいと、コンテナベースから情報発信していくことになりました。