コンテナハウスとは?建築基準法に則ったローコストな重量鉄骨建築

コンテナハウスとは

コンテナハウスとは、建築用に作られたコンテナを使用して、建築基準法に則った合法の建築物として認められる住居のことです。

一般にイメージするコンテナハウスは、ISO海洋輸送用として使われているコンテナを中古で安く買い、庭や新しい土地に置き、自由に自作して楽しんだり、家として暮らすものかもしれません。

そうしたことが許可される時代もありましたが、現在では建築基準法でISO海洋輸送用の中古コンテナを住居として利用することはほとんど不可能になりました。

中古コンテナでコンテナハウスは難しい!中古コンテナが建築確認申請を通る状態とは

2017年6月19日

建築基準法に則ったコンテナハウスとは

  • JIS鋼材で造られている
  • JIS認定工場で溶接が行われている

実際にコンテナを建築に使おうとした場合は、上記項目をクリアした建築用のコンテナを製造して使用する必要があります。

しかし建築用コンテナを日本の工場で製造する場合、中国など海外製造に比べて1.5~2倍高くなってしまいます。このためコンテナハウスのメリットでもあるローコストであることを守るために海外でJIS認定工場を探さなくてはいけませんが、弊社の調査では現在数社しか見つかっていません。

コンテナベースではその中国の提携工場で建築用コンテナを製造し、輸入して使用しています。

建築用コンテナとは?建築基準法に則った建築用コンテナはISO海洋輸送コンテナとは別物だった

2017年6月12日

コンテナハウスは重量鉄骨の建築物としてはローコスト

コンテナハウスは重量鉄骨の建築物なので、重量鉄骨としてはローコストで建築できると言えます。しかし木造建築と比べれば同じくらいかやや高い程度の費用がかかります

「コンテナを工場で造って輸送して置くだけ」と思われがちですが、構造計算を行い、基礎を作り、電気上下水道ガスなどのライフラインを引き、断熱を行い、内装を作り、といった一般の家と何も変わらない建築工程がかかります。工場で造った建築用コンテナを、前もって作った基礎の上に置いただけでは断熱もライフラインもなく、結露などの問題で倉庫にも、ましてや生活には向きません。

重量鉄骨としてローコストになる部分は、基本的な構造は同じものを、環境が揃った工場で作ることができ、施工現場での作業をぐっと減らすことができます。また一般の重量鉄骨造りの場合は大きさが様々な資材の輸送コストがかかりますが、コンテナの場合は世界共通のコンテナ輸送を利用することができ、輸送コストの節約ができます。

また、コンテナハウスに限った話ではありませんが、階数が増えた場合には複雑な構造計算が必要になり、コストが上がっていきます。

あくまで重量鉄骨で一階建て、二階建ての建築物を作る場合には安く作ることができるとお考え下さい。

コンテナハウスの価格は?2019年改訂新プラン!

2017年6月19日

メンテナンス次第では100年以上使うことも可能

実際に震度7の地震にも耐え、災害対策にも優れたコンテナハウスは、必要なメンテナンスだけしていれば数十年、長ければ100年でも使うことができます。また、基礎は作り直さなくてはいけませんが、引越しが必要になった場合には家ごと移動することも可能です。こうした長期的な視野で考えた場合のコストは安くなります

コンテナハウスで使われるコンテナのサイズ

コンテナのメリットを享受し、コンテナ輸送を利用するためには20フィートか40フィートである必要があります。イレギュラーサイズのコンテナの場合にはふたつをくっつけて20フィートか40フィートにして輸送します(例えば10フィートのコンテナが必要な場合にはもうひとつ10フィートのコンテナを接続する)。広さは内寸で15㎡弱です。

12フィートのコンテナを見ることがあると思いますが、これはJRの鉄道コンテナの基準サイズです。このため海外では一般的なサイズではありません。

コンテナハウスのサイズとは?20、40フィートの寸法とイレギュラーサイズへの対応

2017年9月4日

コンテナハウスの価格

例えば1,000万円で平屋約19坪のコンテナハウスの建築が可能です。こちらはレストランなど飲食店や美容院などで使用するケースもあります。また、小さなワンルーム程度であれば500万円程度でも建てることができます。

コンテナハウスの価格は?2019年改訂新プラン!

2017年6月19日

10㎡なら300万円で置くだけのコンテナハウスもあります。

木造建築で思い描きやすい2階建てであれば、1,500~2,000万円からとなっています。是非上記の価格帯を参考にしてみてください。

コンテナハウスに住むということ

コンテナハウスに住むということはどういうことかを書いた記事もありますので是非参考にしてみてください。

コンテナハウスに住むということ

2017年9月14日

コンテナハウスだから断熱が心配ということはない

コンテナハウスも一般的な重量鉄骨の建築物と同じです。このため断熱も内断熱、外断熱など選択することができ、しっかりと断熱を行うことができます。

コンテナハウスの断熱!コンテナが暑いイメージは間違いだった!造りも断熱も重量鉄骨造りと同じ

2017年6月14日

コンテナハウスについてわからないことがあればお問い合わせください

コンテナベース内を読んでいただければほとんどのことがわかるようになっていますが、スタッフがお答えすることも可能です。

建築士でなければわからない専門的なことでも弊社建築士に確認してご連絡させていただきますので、お気軽にご連絡ください。

建設予定地の有無 (必須)
ありなし

建設予定地の資料の有無
ありなし

コンテナハウスの希望の形の有無(広さ、階など)
ありなし

希望建築物の平面図の有無
ありなし

ローン申請、通過状況(必須)

ABOUTこの記事をかいた人

CONTAINER BASE編集長 松浦

キャンプ大好き30代後半のコンテナベース編集長。コンテナハウス企画・製造・販売に関わり、「見慣れたものではない、面白いものを作ることができる」ことを知ってほしいと、コンテナベースから情報発信していくことになりました。