おしゃれなコンテナハウスをDIY、自作はできる?現実的ではない手順と工程、代替案

編集長 松浦
おしゃれなコンテナハウスって憧れますよね。
コンノ
コンテナ買って、好きに内装や外装をアレンジしちゃうんですか?
編集長 松浦
昔はできましたが、今はできるにはできますが、非常に厳しくなってしまいました。

コンテナハウスの自作は不可能ではない

ただし、検索でこのページに来た方の期待には応えられないと思います。

おそらくコンテナハウスの自作やDIYを考えている人は20万円前後の中古コンテナでコンテナハウスを作ることを考えていると思います。

しかし中古コンテナでは建築確認申請は通らず、違法建築として撤去または改善処置をいい渡される可能性が非常に高くなりました。

コンテナハウスの価格は?2019年改訂新プラン!

2017年6月19日

自分で建築確認申請を通す

まずは自分で建築確認申請を通さなくてはいけません。S造であるコンテナハウスは、

  • 高さ13m以下尚且つ軒9m以下
  • 平屋建2階建
  • 30㎡以下

この範囲であれば設計・現場監理をすることができ、建築士免許がなくても建築確認申請を行い、確認通知を受けることができます。

20フィートのコンテナで14㎡弱、40フィートのコンテナで29㎡弱なので、建築士でなくても施工主が建築確認申請を行うことは可能です。

基礎工事を行い、建築用コンテナを輸送・設置

次に基礎工事を行います。基礎工事が無事に終わったら、購入した建築用コンテナを輸送、設置してもらいましょう。

基礎まで自作するには専門的な知識、技術が必要です。中途半端にやれば事故を起こしかねません。

設計通りに工事(DIY・自作)

設計通りに工事を行っていきます。ここまでくると皆さんがイメージしているDIY、自作コンテナハウス作りになるのではないでしょうか。

電気水道ガスなどの設備も設置、確認していきます。

外装、内装など全ての工事が完了したら役所に建築完了検査を行ってもらいます。

法令を順守してのコンテナハウスのDIY、自作は現実的ではない

簡単に紹介しましたが、建築基準法に則って行う以上、適当なことでは通りませんし、許されません

おそらくおしゃれなコンテナハウスをDIY、自作したいと考えていた方は、「適当に20万円程度の中古コンテナを買って、空き地、庭に置き、自分で窓やドアを付けたり、内装を組んで、最後に電気水道などライフラインを工事してもらって完成」といった感覚で考えていたのではないでしょうか。ですが残念ながらそうしたことは2017年の現在ではできなくなってしまいました。

昔はコンテナハウスにはグレーゾーンが存在していたからこそ、まだまだネット上には中古コンテナで格安に建築物を建てられるかのような記述がありますが、2017年現在は中古ISO海洋輸送用コンテナの建築物への転用は禁止されています。

コンテナハウスの歴史と法令順守。国土交通省のコンテナ建築物の取り扱いについて

2017年6月13日

コンテナハウスを作ろうと考えた場合には、施工会社に頼むのが最も安全かつ早く、楽に望んだものができると思います。

建築確認申請のいらない置くだけコンテナがある

がっかりしてしまった方のために、ひとつだけコンテナを気軽に楽しむ方法として、置くだけで使えるコンテナがあります。

増築規模が10㎡以下であれば建築確認申請は省略してもいいということになっています。もちろん法律は順守しなくてはいけません。

弊社のこのコンテナは一部の屋根をなくすことで床面積を10㎡以下としています。これで庭に置くだけの倉庫のように使うことができます。

それでも中にはキッチン、シャワー、トイレ、ロフトスペースがあり、やや狭いですが住むことも可能です。DIY・自作を楽しみたい方はこのコンテナハウスで遊ぶという方法があります。

ただし他に建築物がなく、新築として置く場合には申請が必要ですので注意してください。