【施工事例】コンテナハウスを利用したプラント。設置した後は「建築」として認められる

プラントとは、沢山の機器、装置が組み合わさることで一つの機能として動作する設備のことです。生産設備一式のことをさします。

例えば上下水道にしても、水を集める仕組み、ゴミを取り除く仕組み、水を綺麗にする仕組みなど様々な仕組みが集まって水を処理することを可能にしています。こういった上水プラント、下水プラントなどといいます。

プラントを組み込んだ移動できるコンテナハウス型プラントを制作

コンテナハウスの利用法としてどんなニーズがあるかは、お客様からの相談ではっきりとするケースも多くあります。

「工場でプラントをコンテナに組み込み、コンテナごと運んだ先で建築として設置できるか」

これはある法人の技術者の方からの相談でした。こうしたニーズを自分から拾ってくるのは非常に難しいものです。

答えとしてはもちろん可能です。

移動式コンテナ型プラントの例

プラントをコンテナに組み込んで移動するのですから、誤解を恐れずにいってしまえば、移動式の工場が出来上がるようなものです。

とあるケースでは工場でコンテナにプラントを組み込み、アラブ首長国連邦に輸送し、設置しました。

コンテナハウスの利用の仕方として素晴らしい活用法だと思います。もし人が余り入ることのない「容器」としての使い方で、建築でなくてもいい場合には建築基準法は適用されませんので、若干ローコストで造ることもできます。

コンテナ型野菜工場の例

コンテナでクリーンルームを作り、中で野菜を育てるというプランが現実化した例もあります。

クリーンルームで綺麗に作られた野菜は洗わなくても心配いらないほどの野菜で、台風など自然環境にも左右されず、安定的な供給が可能になります。

実際にこのコンテナ型野菜工場はある企業が行い、野菜の安定供給を目指していて、私たちは新たな構造方式(ハイブリッド構造体)で作り上げていく役割を担っていきます。

こちらは実際に栽培された野菜。シャキシャキしていて味もよく、やや塩味がある不思議な野菜でした。

移動できるコンテナ型プラントのメリット

建築費を抑え、最小限の受注にも対応

海外で工場を建設するにはかなりの予算がかかります。しかも安定した受注が得られる確約があれば、先行投資として工場の建設に着手することができると思いますが、現実はそういうケースばかりではありません。

移動できる工場を作って、最小限の受注に対して対応できるようにし、各国で受注の幅を広げていくという方法をとることも可能です。

海上輸送が可能で世界各国へ移動できる

もちろん移動は海上コンテナ輸送が可能です。

現地での設置、稼働までがスムーズ

先に基礎工事を行っておけば現地到着後は制作したコンテナ型プラントを置くだけ(厳密にはただ置くだけではありませんが)で設置可能です。あとは制作したコンテナ型プラントに合わせた電気水道などの引込みを行えば稼働することができます。

日本の建築基準法に合わせることで世界対応

地震大国である日本の建築基準法は世界的にもかなり厳しいものになっており、日本の建築基準法に合わせることで世界中に対応が可能と考えられます。

法律に則った施工、設置ができます。