【施工事例】コンテナウスと福祉施設:デイサービス施設

厚生労働省のお墨付きで事業をすることができるコンテナハウス福祉施設

福祉施設は社会福祉のために作られた施設のことで、児童福祉、唐人福祉、障碍者福祉、身体障害者福祉、知的障害者福祉、精神障害者福祉、重症心身障害者福祉、障害者支援福祉などの施設があります。

これらは保健制度を利用して福祉施設を運営することができますが、これをコンテナハウスを利用して行うことが可能です。

福祉施設として小規模デイサービス事業の施工例があります。

送迎、運動や遊び、入浴、昼寝など静養と運動で心身共にノーマライゼーションを目指す福祉施設。田舎で成り立つ事業として、小規模デイサービス施設の建築のお手伝いをしました。

デイサービス事業はとても大変な仕事ですが、地域にとってなくてはならない福祉施設です。この福祉施設では登録は15~20人ほどで毎日10人程度が通ってきます。土日はお休み。平日約23日程度の運営があります。

尊法コンテナを使用したコンテナハウスなら保健事業にも対応可能

福祉施設としての保健事業なので、利用者は自費分の食費などを1,000円~1,500円程度支払い、残りは保険で補われる利用者にとって負担の少ないサービスで、運営者は保健点数での収入がひとり当たり1日1万円弱。月の利用者数が延べ230人程度であれば230万円程度の売上です。

ここから人件費、送迎の運転手、パート、アルバイトの人件費、建築費の分割払いなどを考えても月に50万円以上は残るのではないでしょうか。

福祉施設を建設する際のコストを考える

ここでもコンテナハウスの重量鉄骨である部分は利点が多くあります。

コンテナハウスの堅牢性が福祉施設利用者の安全を守る

コンテナハウスの堅牢さは震度7の地震でも倒壊することはありません。窓ガラスなど割れやすいものや倒れやすい家具には注意する必要がありますが、木造建築のように崩れてしまった、建築物自体が倒れてしまったということはありません。

最悪な地震だったとしても柱が曲がる程度で済み、入居者、利用者が潰されてしまうことは避けられるはずです。

大規模な重量鉄骨建築よりも安価で建設が可能

福祉事業を行うに辺り、木造建築では心もとない部分もあるかもしれません。長い間運営することを見越した時、多くのメンテナンスが必要な木造住宅よりも重量鉄骨の方がいいことは想像に難くありません

また、多くの利用者が毎日利用することを考えると消耗の激しい木材よりも、しっかりとした骨組みを持つ鉄骨造りの方が安心です。木造建築と比べればコストは高くなるケースもありますが、一般的な重量鉄骨建築に比べれば建築用コンテナは安価に建てられます。

デイサービスのように安全面を考慮する必要が高い時にはコンテナハウスの堅牢さと安価な点は有利なポイントになります。

コンテナハウスの拡張性の高さ

福祉施設の場合必要に応じて増築を検討するケースがあります。この時にもコンテナハウスの柔軟性が力を発揮します。

コンテナハウスであれば増築、また減築が可能です。

「ベッドが足りなくなったから、壁を抜いて、コンテナ一つ分を増築したい」

そんな要望にも簡単に応えることができます。またニーズは少ないのですが、「必要なくなったのでコンテナ一つ分減築したい」ということも可能。不必要になったコンテナの状態次第では、中古コンテナとして売却することも可能です。

30人クラスのデイサービス施設について考える

例えば40フィートコンテナを8本、20フィートコンテナを10本使うと図のような30人クラスのデイサービス施設の建設が可能になります。

コンテナを使用するからといっても規模に制限はありません。広く大きな福祉施設を建築することも可能です。

この位の建築であればプレハブでも可能で、しかも若干安いとは思いますが、それほど変わらない金額で重量鉄骨の福祉施設が作れるとなれば、安全性が必要な福祉施設にとってはコンテナハウスを選択した方が間違いはないと思います。

トラックや船で運んでいる時点で震度7を超え、ラフタークレーンで吊り上げてもヒビも入らない強度のコンテナです。

有事の際の一時避難所としての機能

この強度があれば雨戸などしっかりとしたドアを締めきればちょっとしたシェルターにもなります。

必要以上の十分な強度を持っていながら、安価に重量鉄骨の建物が作れるとなれば福祉施設としての利用はピッタリな建築のひとつといえます。保育園や幼稚園なども、コンテナハウスで造ることで有事の際の一時避難所としての機能も持ち合わせることができます。

品質を保ったままコストカットした答えのひとつではないだろうか

コストカットは永遠のテーマであり、今までいくどとなく「安くできないか」と言われ続けてきました。しかしコストカットをして建てた家が最近になってボロが出始めた例もあるように、コストカットと品質は比例してしまう部分が少なからず存在します。(もちろん中には企業努力により従来よりも安くなったにもかかわらず品質が向上することもあります)

コンテナハウスが重量鉄骨にもかかわらず安く建築できるのは、工場である程度くみ上げることができるモジュール建築だからこそ。全てを現場で造るのに比べれば整った環境で造れることで精度も高く、同じ設計のものを作ることで工期も短く、安価に輸送することができ、全体としてコストを安くすることができます。

コストを安くできるのは上記の範囲内でのことなので、重量鉄骨である以上最低限のコストはかかりますが、コンテナ建築は製品の品質を保ったままコストカットを行った答えのひとつだと考えています。