コンテナハウスの事務所利用のメリットと施工事例。建築とレンタルの実情

コンテナハウスを事務所として利用するメリット

コンテナハウスを事務所として使いたいというお問い合わせをよくいただきます。

営業所としての活用や、建築現場の控え室や事務所として、ポップアップ店舗など期間限定ショップに併設の事務所など、多くのご要望があります。

そんなコンテナハウスを事務所として利用するメリットは大きくわけて以下のような点があります。

  • 施工期間が短い
  • 耐震性が高い
  • 耐久性が高い
  • 移動できる(再利用できる)
  • 増減築ができる

事務所にコンテナハウスを利用したい方の3つの理由

コンテナハウスを事務所として利用したい方の希望は大きく分けて3つです。

  1. 安く建築できるのではないかとお考えでのお問い合わせ
  2. 移動できることと耐久性を考慮したお問い合わせ
  3. デザイナーや設計事務所、アパレルなど目を引くカッコいい事務所を建てたいと考える方からのお問い合わせ

安く建築できるのではないかとお考えのお問い合わせ

残念ながら、安く建築できるかという点では、コンテナベースでもお伝えの通り、木造よりはやや高くなることがほとんどなので、ご想像している価格での提供はできないというケースがほとんどです。

個人ユースでのお問い合わせが多い

こうしたお問い合わせは、「家の敷地が余っていて個人事務所を建てたい」や「離れのように使える仕事部屋を作りたい」といったご要望が多い傾向にあります。

上記平面図ではコンテナとほぼ同サイズのウッドデッキを設けることで広くは見せていますが、コンテナハウス部分だけでも20フィートひとつにトイレ、シャワールーム、キッチン、ベッドルームを設けています。

事務所使用であればベッドルームやシャワールームは必要ない方も多いと思いますので、最低限のシステムにすることで20フィートでも事務所としてご利用いただくことは十分に可能です。

設備も最小限に抑えることでコスト削減ができます。

20フィートコンテナ1台で500万円程度から

そうして極力コスト削減をした20フィートコンテナハウス1台で、総工費500万円程度からでお考えいただければと思います。(建築場所の条件によって変わります)

もう少し広いものをと考えた場合には弊社モデルプランとして1,000万円程度でコンテナ4.5台分程度まで広げることも可能です。

コンテナ4.5台分で1,000万円のモデルプランも

4.5台分で1,000万円だと1台で500万円よりもかなり安いように感じると思いますが、これはコンテナ1台であっても基礎工事や電気水道ガスなどのライフラインの工事の必要があり、広くしても単純に施工費用が倍にはならないためです。

さらにモデルプランとすることで設計費用などを安くしています。

移動できることと再利用を考慮したお問い合わせ

建築業界からのお問い合わせが多い

こちらは建築業界の方からの事務所利用のお問い合わせが多くなっています

同じ業界ということもあり、基礎工事や断熱処理などは自分たちで行うのでコンテナだけの販売をしてほしいとのお問い合わせも多くいただいています。

移動できる点と半永久的に再利用できる点が最大の魅力として建築現場にマッチしています。

勤務シフトや人数に合わせた増改築の簡単さ

そして簡単に増改築できる点も魅力として捉えていただいています。

現場によって勤務シフトや人数が変わる建築現場では広さを変えられる、もしくは簡単にひとつ増やすことができるコンテナの性質も大きな魅力です。

期間限定店舗(事務所)での活用

期間限定で開催場所に合わせて移動することの多い期間限定店舗での利用も多くいただいています。

期間限定店舗では事務所の機能も持ち合わせている必要があり、それでありながら期間限定だからこそのインパクトやコンセプトも必要です。

プレハブ建築ではできないこうしたご要望にコンテナハウスは応えることができます。

目を引くカッコいい事務所を建てたいと考える方からのお問い合わせ

アパレルやデザイナー、設計事務所、また地域活性のために人が集まるような施設を目指して、集客を期待して、面白みのある宿泊施設など、「目を引く建物を作りたい」「外観にも考えや趣味を表現したい」としたご要望をいただくことがあります。

こうしたご要望はコンテナハウスを建てたいと考える方達の最も純粋な考えでもあると感じており、多くの案件にお応えさせていただきました。

事務所とはちょっと違いますが、紹介できるものとして佐賀県有田市の観光案内施設キルンアリタでは、斜めコンテナが有田焼の窯、炎のイメージを形にしています。

【施工事例】コンテナハウスはこんなことまでできる!佐賀県有田駅前の観光案内施設キルンアリタ

2017年6月15日

移動可能な状態のhonestbeeのコンテナ店舗兼事務所。こちらは役目を終え、海外へ引っ越すことになり、写真のように引越し作業が進められました。

パルシステムの館山営業所は事務所と集荷集配の機能を併せ持った代表的なコンテナハウスです。

日本で最初のコンプライアンス完全実施のコンテナハウスとして建築しました。

コンテナレンタルの実質はユニットハウスかプレハブ建築

弊社ではコンテナのレンタルは行っていませんが、コンテナハウスで事務所を作ろうと考えた場合、コンテナハウスのレンタルも検索で見つかると思います。

しかしこれらは実質はコンテナのレンタルではなく、ユニットハウスもしくはプレハブ建築とお考えください。

以前は格安のISO海上輸送用コンテナ(以下中古コンテナ)を貸し出すというサービスも見られましたが、現在は中古コンテナを利用した建築は建築確認申請を通すことができないので、仮設事務所であっても格安な中古コンテナを使ってのレンタル事業はできなくなりました。

このため実際に建築用コンテナをレンタルし、断熱を行い、設備を取り付けた事務所を作るとなれば建築と同じくらいの費用がかかってしまいます。

※設計者、管理者より許可を得て掲載しています。所有者変更などの理由により掲載不可などが生じましたらお問い合わせまでご連絡ください。

ABOUTこの記事をかいた人

CONTAINER BASE編集長 松浦

キャンプ大好き30代後半のコンテナベース編集長。コンテナハウス企画・製造・販売に関わり、「見慣れたものではない、面白いものを作ることができる」ことを知ってほしいと、コンテナベースから情報発信していくことになりました。