プレハブ(軽量鉄骨)とコンテナハウス(重量鉄骨)の違い

プレハブ(軽量鉄骨)住宅とは

現場では組み上げるだけにできるように、予め工場で部材を加工しておきます。その際に厚みの薄い軽量の鉄骨(軽量鉄骨)を使用します。

現場は部材を組立て、電気、給排水、ガスなどの工事を行います。工場や現場、学校の仮校舎などでよく見ることができます。

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ユニットハウスとは?ユニットハウスとコンテナハウスの違いを解説

2017年11月13日

施工期間

プレハブ住宅の場合

一般的には厚みの薄い軽量鉄骨が使用されています。多くのハウスメーカーの注文住宅や賃貸はこの工法で作られています。施工期間はサイズ次第では短期間で施工可能な場合もありますが、現場で組み上げる必要があるため7日~を考えるといいかと思います。

コンテナハウスの場合

建築用に開発された重量鉄骨造で作られたコンテナに、ドアやサッシや設備を設置したものを搬入し施工します。工場で組みあがったものを現場に搬入し設置するため、最短で1日~2日で設置完了する場合もあります。

耐久性

プレハブ住宅の場合

しっかりメンテナンスをして10年~と使用することが可能です。ただし一般的には厚みの薄い軽量鉄骨造のため、耐久性には心配があります。塩害や積雪の地域ですと更に耐久性は落ちます。

コンテナハウスの場合

しっかりメンテナンスをしていれば40年~と使用することが可能です。また、塩害対策も施すことができ、雨にも強く、積雪に関しても、豪雪地帯でなければ構造的には可能ですので地域に関わらず施工が可能です。

防音、断熱性能

プレハブ住宅の場合

厚みの薄い軽量鉄骨ですので騒音の問題があります。木造建築に比べれば音は遮りますが、重量鉄骨と比べれば壁は薄く、防音性能は変わってきます。コストを下げようとした場合、10cm程度の壁厚に石膏ボード、壁紙を貼るまでが最低限なので、防音性能、断熱性能が犠牲になりがちです。

コンテナハウスの場合

軽量鉄骨に比べて厚みがあるため、防音、断熱共に軽量鉄骨よりも優れています。

コスト

プレハブ住宅の場合

現場での組み立ての人件費はかかりますが、材料が軽量鉄骨で工場で大量生産しているため安くなります。

断熱や遮音、電気給排水など住宅として使用できるところまで考えると坪単価30万円からを目安に考えるといいようです。断熱や遮音のない小屋のようなものであれば更に安価になります。

コンテナハウスの場合

軽量鉄骨と比べると部材費が高く、施工費用もかかります。最安値で坪単価50万円からとなります。

デザイン性

プレハブ住宅の場合

一般的には、工場で大量生産した部材を組み立てるのでデザイン性はありません。色などを変える程度のデザインです。

コンテナハウスの場合

デザインの自由度があり、斬新なデザインのコンテナハウスも数多くあります。材質もしっかりしているので重厚感も感じられます。

設置場所

プレハブ住宅の場合

その敷地に合わせて形状を変えられるためどんな場所でも対応できます。搬入経路に関しても工場で生産した材料を運び入れることが出来れば可能なので、2tトラックが通れれば施工可能です。

コンテナハウスの場合

コンテナは20フィート、40フィートのサイズで搬入するので、敷地の形状などにより設置自体ができない場所もあります。また、搬入経路も確保する必要があり、4tトラック以上が通れる経路が必要です。現地到着後もクレーンで設置するため電線などの位置も影響します。

ABOUTこの記事をかいた人

CONTAINER BASE編集長 松浦

キャンプ大好き30代後半のコンテナベース編集長。コンテナハウス企画・製造・販売に関わり、「見慣れたものではない、面白いものを作ることができる」ことを知ってほしいと、コンテナベースから情報発信していくことになりました。