コンテナハウスの価格は?2019年改訂新プラン!

コンノ
コンテナハウスって一体いくらで造れるんですか?普通の住宅の価格とは違って安いんですか?
編集長 松浦
コンテナハウスをどのくらいの価格で建てられるのか気になっている人もいると思います。そこでコンテナハウスの参考価格や価格設定の真実をお話していきたいと思います。

目次

コンテナハウスの建築価格について

重量鉄骨としては安い

「コンテナハウスは安い」という話をよく耳にします。確かに重量鉄骨の建築物としてはローコストで建築可能です。

災害にも強く丈夫さも兼ね備えているため、太く頑丈な鉄骨を使用する重量鉄骨の建築物は木造建築よりコストがかかりますが、コンテナハウスは比較的安く丈夫な重量鉄骨の建築ができます。

重量鉄骨のゴツゴツとしたかっこよさからガレージ利用も人気です。

コンテナハウスでガレージを作ろう!様々なコンテナガレージプランを紹介します。

2017年11月21日

木造と比べると安くはない

しかし木造建築と比較すると、同じくらいか高くなる場合がほとんどです。

小さめのレストランにもなる19坪60㎡程度の平屋で概ね1,000万円程度をお考えいただければ現実的なコスト感がつかめると思います。もちろんこれよりも狭ければ総工費は減りますので、1,000万円よりも安く施工することは可能です。

固定資産税はかかる

店舗や倉庫として利用したいという人の中の多くに「コンテナハウスに固定資産税はかかるのか?」
というご質問をいただくことが度々あります。

住宅や建築物に該当しないから、固定資産税はかからない可能性があるのだろうとお考えかと思います。

しかし、残念ながらその名の通りコンテナハウスは地面に定着した住居であり、建築基準法上の建築物なので固定資産税がかかります。

一般的な計算方法として、固定資産課税台帳に記載された評価額を元に1.4%をかけた金額が固定資産税です。

分かりやすく例えるとすれば、評価額が1,000万円の場合は14万円が固定資産税となります。

固定資産税について詳しくこちらの記事で紹介しています。

コンテナハウスも固定資産税はかかります!一般的な計算方法も紹介

2017年9月14日

コンテナハウスにかかる費用

コンテナハウスとして利用するには、ざっくりと以下の様な費用がコンテナ代とは別に掛かってきます。

土地代

もちろん土地がなくては建つものも建ちませんので、確保は必要ですが、
土地をどこに設けるかによって費用が大きく変わってきます。

運送費

運送費はコンテナを運ぶ距離や台数、大きさによって変わりますし、運び込む土地やそこまでの道の広さも影響します。

基礎工事費

基礎工事費用も傾斜地と平坦な土地では大きく変わりますし、基礎工事を行う工事車両が入れるかは入れないかでも変わってきます。

給排水繋ぎこみ

給排水繋ぎ込みも価格が大きく変わる要因のひとつです。かなり希で大げさなケースですが水道の大元が国道の向こう側にあり、水道を引っ張るだけで500万円近くかかった例もあります。通常のケースでも土地の条件によって50~100万円程度変わってしまうことはありますので、事前の調査が必要です。

メンテナンスやその他費用に関して

コンテナが鉄でできていることに注目されがちですが、メンテナンスにおいては一般の住宅と変わりないといっていいと思います。

ではメンテナンス価格がどれだけかかるかですが、広さと施工種類によって変わります。経年によって考えられるメンテナンスは防錆加工やシロアリ対策、雨漏りなど一般的な住宅と変わりがありません

防錆加工

コンテナは防錆加工を行っていますので、定期的な防錆メンテナンスは推奨しますが、これも例えば外壁断熱にした場合はコンテナの壁面が外部に露出していないので条件が変わってきます。

時々海の近くに立てたら錆びやすいのではという質問もありますが、木造でも重量鉄骨でも同じように腐食しますので、どれでも同じとも言えます。

防錆加工は外壁塗装と考えてもらえれば大きな違いがないことがわかると思います。

シロアリ対策

コンテナハウスでもシロアリの被害があります。コンテナの壁の外か内側には断熱材がありますので、この断熱材が狙われることがあります。これも重量鉄骨の建物でも同じです。

雨漏り

コンテナは四角いのでそのままでは天井に雨がたまってしまいますが、コンテナを建築物として使う場合はもちろん対策を行い、雨が溜まらないように施工します。木造でも瓦のメンテナンスが必要だったり、重量鉄骨でも定期的なメンテナンスが必要です。

コンテナハウスの断熱にかかるコスト

コンテナハウスの断熱に関して気になる方は多いですが、重量鉄骨の一般的な住宅とお考え下さい。断熱も一般的な住宅とコストも性能も全く変わりません。

コンテナハウスの断熱!コンテナが暑いイメージは間違いだった!造りも断熱も重量鉄骨造りと同じ

2017年6月14日

コンテナハウスのデメリット

ローコストでおしゃれなコンテナハウスにも多少のデメリットがあります。

想像しているより安くない…

2018年現在、日本の厳しい建築基準法をクリアするためには、建築用コンテナを新品で製造して建築に使用しなくてはなりません。
そうした場合、木造建築と同程度か、やや高い施工費用が掛かってきます。
冒頭でもお話ししましたが、普通に重量鉄骨を建てるよりは安い!しかし、木造建築と比べると決して安くはないです。

移動は決して楽ではない

コンテナ1台や2台程度ならば移動はそれほど難しくはないですが、大掛かりのものになれば
ライフラインを外し、運べる状態に分解し、基礎から外して移動します。

トレーラーハウスのようにはいかないのが現実ですね…

コンテナを運びこむためには立地が大事

良くお客様から「コンテナハウスの設置について」お問い合わせいただく事が多いです。

コンテナは工場で製造することで施工期間も短く安価にできることもあり、そのままの状態で運んで立地しなくてはいけません。
このため、設置できる条件が整っていないと建築することができません。

コンテナを運ぶために障害のない建築条件が望ましいですね。

その他のデメリットに関しては以下の記事をご参考ください。

コンテナハウスのデメリット総集編!これをみればデメリットの全てがわかります

2017年9月14日

中古でコンテナハウスを建てるのは大変?

また、もし中古コンテナを利用して建築する場合、安く済むのではないか!

おそらくコンテナハウスをセルフビルドでDIYを考えている人は20万前後で中古コンテナを購入し、コンテナハウスとして作ることをお考えではないでしょうか。

しかし、中古コンテナそのものは建築基準法に則っていないため、建築確認申請が通らず、違法建築として撤去或いは改善処置を言い渡される可能性がとても高くなっています。

建築基準法を通すためは施工することが必要になってきます、そのため施工費用がプラスされるので、結局新品の建築用コンテナと同じか、高くなることがほとんどです。

そのため

「適当に20万円程度の中古コンテナを買って、空き地や庭に置き、自作で窓やドアを付けたり、内装を組んで最後に電気水道などライフラインを工事してもらって完成」

といった感覚では残念ながら2018年現在ではできなくなってしまいました。

昔はコンテナハウスにはグレーゾーンが存在していたからこそ、まだまだネット上には中古コンテナで格安に建築物を建てられるかのような記述がありますが、2018年現在は中古ISO海洋輸送用コンテナの建築物への転用は禁止されています。

ですので自作でコンテナハウスを考えた場合、建築確認申請のためにも構造上の部分は弊社ないし、専門会社に施工してもらい、内装を自分で行うことが現実的なラインですし、最も安全かつ速い、楽な選択だと思います。

下記記事がご参考頂けるかと思います。

おしゃれなコンテナハウスをDIY、自作はできる?現実的ではない手順と工程、代替案

2017年6月19日

中古コンテナの建築使用の価格の真実

中古のコンテナは非常に安く販売されているため、これを使用してコンテナハウスをつくりたいと考える方もいると思います。

建築確認申請が通らない

中古コンテナが建築確認申請をクリアするには、施工が必要になります。

中古コンテナを利用した概算を公開している業者さんもいらっしゃいますが、その公開価格には中古コンテナの補修費用やコンテナ施工費用などが含まれていません。

中古コンテナはかえって高い

そのため例え20万~40万という低価格の中古コンテナでも、施工や補修を行うことで結果的に新品の建築用コンテナと変わらない、または、かえって高くなってしまう場合もあります。

100万円では難しい

試しに見積もりを出してもらうとわかると思います。

「コンテナハウス 価格」で検索するとまるで100万円でコンテナハウスが建つかのような記述も見られますが、日本ではまず難しいと考えておいた方がいいと思います。

コンテナハウスの最低価格と総工費

最低価格はおよそ500万円

ですがコンテナ1台(4.29または8.9坪)を使用した最低価格でも総工費はおよそ500万円程度で見ておいた方がいいと思います。

基礎工事費やライフラインの工事費用は多少広さが変わっても大幅に変わるものではないので、小さくてもどうしても基本的な工費がかかってしまいます。

コンテナの数や広さと総工費は比例しない

ですがこの総工費はコンテナの数に比例するわけではありません。

1台分のコンテナハウスの総工費が500万円だったとしても、コンテナ2台を両サイドに配置して梁でつなげて何倍もの空間を作り出すことが可能だからです。

コンテナ4~5台分の広さを確保したコンテナハウスでも総工費が1,000万程度で施工が可能です。

コンテナハウスの参考価格表

あくまで参考価格

コンテナハウスに使用するコンテナは工場で作ってから建設現場に輸送するので、材料費の価格が為替コストで変動してしまいます。

地域によって設置するための工費や人件費も変わってくるので参考価格になってしまいますが、コンテナハウスと参考価格の例をいくつかご紹介したいと思います。

20フィートオールインワン(20フィート×1)500万円~

コンテナボックスのみで300万円からの価格プラン。設備まで含むとデッキ部分を含まず500万円からでお考え頂ければ近い価格帯になるかと思います。重量鉄骨の簡易別荘が建つことを考えると非常に安価です。その頑丈さからも全て閉めきればシェルターとしても使用できます(もちろん地下の方がいいです)。

※家具は含まれていません。
※給排水工事、ガス工事、設計調査費は現地の状況により別途かかります。

別荘、SOHO向き(20フィート×2)700万円

デッキを真ん中に配置して20フィートのオールインワンユニット2台で挟んだプランで700万円

これは2台目のユニットには設備系のものがないただの部屋なので、単純に1台と比べて価格が2倍にはならずコストパフォーマンスが高くなります。

※家具は含まれていません。
※給排水工事、ガス工事、設計調査費は現地の状況により別途かかります。

別荘、SOHO向きの中央デッキに屋根を付けたバージョン 800万円

中央デッキに屋根をつけてリビングスペースにして、外にアウトドアデッキを付けたプランで800万円

こうなると別荘やSOHOよりも住空間として活用できるコンテナハウスです。中央がリビングになることで、広い1LDKもしくは2LDKのように使うことができるようになりました。

※家具は含まれていません。
※給排水工事、ガス工事、設計調査費は現地の状況により別途かかります。

ハイエンドコンテナハウス(20フィート×2) 1,000万円

重量鉄骨建築物を50万/坪で造ることを目指した弊社のプロジェクトコンテナです。

このような62㎡(19坪)のハイエンド&ローコストハウジングであれば概ね1,000万円程度で建築可能です。62㎡なのでちょっとしたレストランなどにも使える広さがあり、自由度も非高くなっています。

上2つと似ていますが広さが1.5倍ほど広く、住空間の充実が図られています。

建築用コンテナとは?建築基準法に則った建築用コンテナはISO海洋輸送コンテナとは別物だった

2017年6月12日

※家具は含まれていません。
※給排水工事、ガス工事、設計調査費は現地の状況により別途かかります。

2階建て最小限住宅(20フィート×4)2,100万円

最高コストパフォーマンスで2,100万円(総工費参考価格)。吹き抜けもあり、増沢洵の歴史的名作の最小限住宅を、コンテナハウス現代風に再解釈したプラン。

※家具は含まれていません。
※給排水工事、ガス工事、設計調査費は現地の状況により別途かかります。

コンテナハウスのデメリット総集編!これをみればデメリットの全てがわかります

2017年9月14日

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コンテナハウスを建てるのに必要な費用感について少しは理解できたでしょうか?

コンテナハウスを建てるにしても様々な障害がでてきます。運んでおいて完成!というわけにはいかないのですね・・・

また、中古でコンテナを購入して自作するにも注意が必要です。

ちなみに弊社では中古の海上輸送用コンテナを使用した建築物は請け負っておりません。中古コンテナを使用して建築したとしても新品の建築用コンテナを使用した方が安くなる場合があるためです。

このため弊社では中古コンテナのお取り扱いはせずに、建築用コンテナを製造、販売、使用してお客様にお届けしています。

また様々な条件下で、費用は大きく変わってきますので、少しでもコンテナハウスに興味があり、このページでは解決できなかった疑問があれば弊社窓口へお気軽に、お問い合わせください。

コンテナハウスを購入できるお店、コンテナベース(株式会社archimetal.jp)

700以上のコンテナ建築設計

コンテナベース(株式会社archimetal.jp)はコンテナハウス創世記からコンテナハウス建築に関わっています。

20年近くコンテナハウスの設計、建築に携わり、700以上のコンテナ建築の設計を手がけてきたコンテナベースだからこそ提供できる価格でご提供しています。

全国で施工可能です

設計は東京の設計事務所で行いますが、施工は全国提携の工務店に施工していただきますので、北海道から沖縄まで全国どちらでも可能です。(施工実績多数あり)

またコンテナ型プラントを作り、国内に設置、動作確認後、海外へ移設するといった施工事例もあり、海外移設コンテナハウスも施工可能です。

お見積もりは規模や建設予定地によって変わりますが、大まかな価格をお知らせすることは可能です。お気軽にお問い合わせください。

コンテナハウスお問い合わせ先

建設予定地の有無 (必須)
ありなし

建設予定地の資料の有無
ありなし

コンテナハウスの希望の形の有無(広さ、階など)
ありなし

希望建築物の平面図の有無
ありなし

ローン申請、通過状況(必須)