コンテナハウスを店舗として利用するメリットと施工事例

コンテナハウスを店舗として利用するという選択肢

もし初期コストを下げたいという理由でコンテナハウスを選択するのであれば、木造建築の方が安く上がる可能性があります。

しかし20フィートや40フィート一棟で造るコンテナハウスなら重量鉄骨造りでありながらコストを抑えた店舗を作ることも可能です。

移動できるカフェ店舗としての利用

仙台にあるKOMO’S CAFEは将来的に東京八王子に移す予定で建てられたコンテナハウスカフェ。現在は閉店し移動する時を待っています。

20フィートコンテナを両サイドに配置し、梁を渡して屋根を作り、コンテナ5台分位の広さを作ったカフェスタイル。コンテナの質感は残しつつも白にペイントされたコンテナは爽やかさも出しています。

木材との相性も良く、無骨さは薄れ、開放的な空間を演出しています。

【施工事例】20フィートコンテナ2台で作ったハワイリゾート的癒し空間のカフェ。

2017年7月3日

イベント用店舗として扉位置を変えれたりとフレキシブルな作りに

TBS赤坂サカスのイベント時に使われるイベント店舗用コンテナハウス。全面をガラス張りにし、扉はどこにでも付け替えられる仕様に。

大道具さんが店舗を作りやすいような仕掛けも作っています。

【施工事例】TBS赤坂サカスのイベント用コンテナハウス

2017年6月16日

麹町番町の庭に作られた巨大な手作りパンとピザの店舗

コンテナハウスでありながら大屋根の三角屋根を作り、和風なテイストをそこかしこにちりばめた店舗になっています。

日本テレビがクライアントで、和のテイストを取り入れるという要望の上で造られたコンテナハウス店舗。全面ガラス張りになり、コンテナが長方形であることを忘れさせる作りになっています。

コンテナハウス型ショッピングモールとして造られた複数の店舗が集まる広尾ボックスパーク

一店舗当たりは小型店舗の設計ながら、必要なスペースは十分確保し、数店舗が入居できるようになっています。

店舗としてオープンで入りやすいレイアウトを基本とし、どんなお店にもマッチしやすい色、店舗デザインとしました。

【施工事例】コンテナハウスのショッピングモール HIROO BOX PARK

2017年6月14日

コンテナであることを感じさせない店舗

パルシステム館山営業所は日本のコンテナハウスで初のコンプライアンス完全実施の歴史的建造物(店舗、事務所)ですが、コンテナを使用していることを感じさせない作りになっています。

【施工事例】初のコンプライアンス完全実施コンテナハウス「パルシステム館山営業所」事務所としての利用とは

2017年8月13日

店舗としてコンテナハウスを利用するメリット

低コストで店舗移転することが可能

店舗の場合、収益の悪さの原因が立地だった場合、移転するためには全てのコストが無駄になってしまいます。

しかしコンテナハウスの場合は移設することが可能。基礎を作ったり、電気水道ガスなどのライフラインを確保する必要はありますが、上物は全て再利用が可能です。上物の移動費は距離やサイズにもよりますが、数十万から100万円~で移動可能。再び1,000万円以上かけて建て直すようなことを考えれば随分と安く済みます。

増築・減築が可能

減築は少ないですが、増築・減築が簡単に行えます。例えばコンテナ一つを隣接し、壁を抜いて広い空間にすることも可能です。

例えばトイレやお風呂などの水場だけを増築することも可能。コンテナハウスならではの連結が楽しめます。

災害に強く、店舗資産を守りながらも避難場所として地域にも貢献

また災害に強く、基礎自体が流されてなくなってしまうような場合や、上からマンションが倒れてくるような場合には話は変わりますが、基本的に地震によってせっかく建てた店舗が倒壊するということはほぼ考えられません。

むしろ地域の避難場所にもなり得る剛健さを持ち合わせています。資産を守りながらも、地域に貢献できる建物としての価値もできます。

特殊な建物としてのアピール、イメージの形成

例えば原宿に建てられたアルマーニエクスチェンジの期間限定店舗ではニューヨークからコンテナで運ばれてきた洋服たちがそのまま陳列するというイメージを具体化させた店舗。

実在するガンシップをモデルにして建てられたエアガンショップの店舗。コンテナの剛健さ、無骨さがイメージを形成しながら、中にはコンテナの長さを生かした試射場まで整備されています。

店舗としてコンテナハウスを利用するデメリット

コンテナハウスなら安いだろうと考えている場合には希望には答えられないかもしれません。その場合は木造建築をおすすめします。

それ以外には大きなデメリットがありません。

※設計者、管理者より許可を得て掲載しています。所有者変更などの理由により掲載不可などが生じましたらお問い合わせまでご連絡ください。

ABOUTこの記事をかいた人

CONTAINER BASE編集長 松浦

キャンプ大好き30代後半のコンテナベース編集長。コンテナハウス企画・製造・販売に関わり、「見慣れたものではない、面白いものを作ることができる」ことを知ってほしいと、コンテナベースから情報発信していくことになりました。